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非摘出子が相続するために

非嫡出子が相続するためには

相続するためには父親の認知が必要

非嫡出子が相続をするためには、父親が認知をしていることが条件になります。認知されているということは、不倫関係であったとしても自分に愛情を持っていたという証に感じられるでしょう。父親である男性が認知をすれば、戸籍の父親の欄にも名前が記載されます。

一方、認知されていないときは父親の欄は空白になります。非摘出子である子供からみれば、戸籍に父親の名前があれば認知されていると知ることができます。

父親である男性が亡くなったとき、相続の問題が起こりますが、認知されていれば相続する権利があります。ですが、認知されていない場合は相続の権利がありません。ここが大きな違いになります。

非嫡出子が被相続人(遺産を残す人)が亡くなったことを知らずにいて、嫡出子と配偶者が遺産の分割をした場合、遺産分割協議をやり直す必要があります。ですから、被相続人が亡くなったことを知らなくても遺産を受け取ることはできます。

被相続人が亡くなったことを知らずに遺産の分割が行なわれたことを後になって知った。このような場合、相続権の侵害を知ったときから55年以内、相続が開始されてから20年以内であれば相続権を得ることができます。これを相続回復請求権と言います。意外と長い期間が設けられていることにホッとされたのではないでしょうか。

非嫡出子は嫡出子や被相続人の配偶者からすれば、相続権の侵害者と映ります。非嫡出子の存在を知っていてもできれば伝えたくないと考える人が多いのも事実でしょう。このような悪意を防ぎ、非嫡出子の権利を守るためにもこのように長い期間が設けられていると思われます。

認知されていることは子供として認められています。自信を持って相続権を請求しましょう。

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